基本と応用、スキルアップ編
ビジネスの現場におけるスキルアップは、自分が所属する職場で日常的に使われているルール・システムに習熟することが基本となる。
どんな職場であれ業務を進めるための一定のルールがあるので、それを覚えて早く正確にこなせるようにすることが大切である。
おもに、パソコンソフトの使用法に習熟することは活用の幅が広いといえる。
ある程度、職場のルール・システムになじんで、同僚から質問を受けるような立場になったなら、他の分野もふくめたスキルアップに挑戦したい。
企業内のルールやシステムは、その企業または業界でしか通用しない場合がある。
異業種への転職や独立を考えているのなら、さらに汎用的なスキルを学ばなければならない。
応用の幅が広いスキルとして注目が集まっているのは語学力である。日本語に加えて外国語の読み書きができ、ある業界での経験を積んでいれば、それは大きな武器となる。
学ぶ言語は問わないが、無難なのは英語であろう。
英語をある程度理解できるようになるには時間がかかるので、取り組むのは早いほうがよい。
仕事を続けながらの勉強は大変なこともあるが、短時間でも継続して学習を続けることが重要である。
学習法は、インターネットを活用したものが主流になりつつある。
講師とビデオチャットでコミュニケーションをとれば、時間や場所にとらわれずに発音の指導などを受けられるのだ。
長期休暇を利用してフィリピンなどに短期留学する手段もあるが、インターネットの活用は言語学習に欠かせないであろう。